こんにちは。yutssです。
コロナの影響もあり、本を読むのに飽きたらゲーム三昧の毎日を送っています。
ポケモンやパワプロなど、チームを育成するタイプのゲームでは、「チームの勝ちパターンは何か?」ということを考えて、キャラクターを育成すると思います。
ビーチラグビーでは、チーム内外での人の入れ替えは難しいですが、それでも「チームの勝ちパターン」というものを定める重要性は皆さんもご理解いただけるかと思います。
今回の記事では、極端なケースを通じて、私なりに考えたチームのあり方のパターンがあるのかをドラクエ風にご紹介したいと思います。(そんな大層なものではないですけど)
ガンガンいこうぜ!
まずご紹介するのは、ガンガンいこうぜ!タイプ。
リスクをとって攻撃するし、リスクをとって守っちゃうよというタイプです。
高リスク高リターンなアタックは、以下のようなアクションを指すでしょうか。
・通ったらめちゃくちゃゲインできるロング前投げ
・通ったらゲインできるけど、落としちゃう可能性の高い横パス
・サインではなく、全て個人の裁量に任せたアタック
このようなアタックのオプションは、個人の技量によってリスクやリターンが大きく変化します。
「元々ラグビーをやっており、パスが非常に上手い」、「とても足が速いプレイヤーがチーム内にいる」といったチームであれば採用する価値のある作戦です。
攻撃が成功すると、一回のゲイン量が大きくなるのですが、ミスの確率が他の作戦と比べ高く、一回の攻撃で0mゲインというケースも多くなりがちです。
「ガンガンいこうぜ!」のディフェンススタイルは、その名の通り、ガンガンつめていく!
・詰めて詰めて詰める(待たない)
・外余らせても、ボールに寄る
・ディフェンスでゲインする気持ち
相手に思考する時間を与えないという意味では、非常に有効な作戦です。
しかし、思い切ってディフェンスをするために、前投げ成功時にフォローをきれない、一旦穴をつかれると、大きくゲインされてしまうといったリスクを抱えています。
例えば、以下の動画のぐらびああいどるさんのディフェンスというのが、一つの例になるかと思います。
最初のディフェンスは詰めることで、相手のラインを下げることに成功していますが、21秒からのディフェンスでは、BC Nutsの奥村さんがうまくパスを回すことで、相手を崩し、最終的に得点にまでつなげています。
ちなみにこの後続くぐらいばあいどるさんは攻撃も、「ガンガンいこうぜ」アタックです!
是非ご覧ください。
いのちだいじに!
「ガンガンいこうぜ!」の対になるタイプ。
アタックでもディフェンスでも、リスクは最小化していこうというタイプです。
ロング?
そんなもの投げませんよ。
アタックとしては、以下のようなものを中心に展開します。
・とりあえずショートの前投げ(いわゆるワンツー中心)
・近めの横パス(なんならパスも危ないから、ランメイン)
・サイン主体
自身の所属していたビーチボーイズなんかは、このタイプです。
多くの初心者を集めた下手くそチームの典型的パターンとも言えるでしょう。
攻撃のゲイン量にばらつきが少なく、安定してゲインできるものの、大きな決め手に欠ける。こんな作戦になりそうです。
ディフェンスに関しても、リスクはとりません。
ボールの横の動きに合わせて、塗り壁のごとく横に移動する。
例えば、以下のBBOBのディフェンスは、「いのちだいじに」パターンです。
決してつめることはなく、BC Nutsの動きに合わせて横に移動するスタイルです。
ちなみにBBOBは攻撃も、「いのちだいじに」アタックです!
ご参考までにご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
どちらのパターンもメリット・デメリット双方あるので、パターンごとの優劣はありません。
パターンを紹介してきて思ったのは、「勝つ」ために必要なことは結局以下のようなことではないかと思います。
・チームのメンバーの特性や能力を把握する力
・把握したことを踏まえ、適切なチームのパターンを選ぶ力
・パターンを全メンバーが理解し、遂行する力
例えば、Kantaroの動画の中でも紹介されていますが、必ずしもフロントパスが多ければ勝てるということではないのが、ビーチラグビーです。
是非、チームにあったパターンというものを再考する機会となれば幸いです。
次回は、「ターンオーバー時の速攻(=ハリー)」をご紹介したいと思います。
それではまた。