コラム

【B1プレミアム展望2019】Vol.1 〜春のミニ大会を振り返る〜

こんにちは初号機です。

先週かなり久しぶりに記事を更新したのですが、気づけばまた1週間が経ってしまいました。
早いものです。

シーズン開幕間近!-2019シーズンの大会スケジュール ー (by初号機)こんにちは。 季節はもう5月。 一気に暑くなって、ビーチラグビーの季節がやいよいよやってきたという感じです。 みなさんいか...

そして先週の木曜日には、
乃木坂のキャプテン桜井玲香たんも25歳の誕生日を迎えました。

 

僕らが出会った頃はまだ21歳だったのにね、れかたん。
これからもよろしくね。

 

 

さて今日からは、今年度も熱戦が繰り広げられるであろうB1プレミアムの展望を記していきたいと思います。

 

その初回は、この春に開催された3つのミニ大会の結果を振り返ります。

初号機のなんか偉そうな解説つきでやっていくのでお楽しみに。

B1プレミアムとは

まず、ビーチラグビーに馴染みのない方にとっては、

「そもそもB1プレミアムとはなんだ?」

という疑問があることと思います。

 

B1プレミアムとは、ビーチラグビーのカテゴリーのひとつです。

詳しい説明は省きますが、簡単に言うと

全国で一番強いチームを決めるためのカテゴリー

と覚えておけば良いでしょう。

2018年のチャンピオン、KID-RFC。

春のミニ大会とは

そして同様に、ビーチラグビーに馴染みのない方は、

「そもそも春のミニ大会とはなんだ?」

という疑問もお持ちかと思います。

 

呼び方は色々とありますが、春のミニ大会とは

シーズンイン直前の4〜5月にかけて各地で行われる小さめの大会の総称。

といって差し支えないと思います。

説明になってない気がしますが、要するに

6月から始まるJAPANTOURを占う上でとーっても重要な大会である

なのです。

というわけで今回は、この春開催された

  1. 中部スキルアップ(福井県)
  2. やまいちカップ(神奈川県)
  3. ナギサカップ(和歌山県)

という3つの大会の模様を、B1プレミアムに焦点を当てて振り返っていきます。

 

中部スキルアップ(福井県)

《中部スキルアップトーナメント》

優勝:マジックマッシュ
準優勝:Un lache

 

福井県高浜町で4月28日に行われた中部スキルアップトーナメントは、今年で18回目を数える歴史ある大会。

今年も関西圏の有力チームが集まり熱戦が繰り広げられましたが、

その中でも鮮烈だったのは、畿央大学ビーチラグビー部であるUn lacheの快進撃。

 

これまでUn lacheは女子チーム(Lady Un lache)の強さが目立ちましたが、ここ数年男子もメキメキと力をつけています。

今年は特に充実した練習を組めており、練習でも他の強豪相手にがっぷり四つ。
(注:初号機は暇なので毎週欠かさず全練習動画を見ています)

人がたくさんいる…羨ましい…

 

その勢いそのままに迎えた今大会、準決勝では4年生のゆうや選手がキレのあるランで決勝トライを奪い、BC Nutsを破る大金星。

そして決勝でもマジックマッシュ相手に一歩も引かない熱戦を繰り広げてくれました。
終了間際のトライはめっちゃアドレナリン出るやつでした。

しかしそのUn lacheに勝ち切ったマジックマッシュはさすがの一言。
今年度新加入の杉山選手のトライ、そして乾選手のエキストラDFは初号機しびれました。

普段の練習から熱戦を繰り広げていたこの3チームが、同様にしのぎを削った大会であり、そして何よりUn lacheの今後がますます楽しみになる大会でした。

やまいちカップ(神奈川県)

《やまいちカップ》

優勝:東京体育集団SANDWOLVES
準優勝:BeachBoys

 

GW翌週の5月11日、神奈川県平塚市ではやまいちカップが開催されました。

大会では東京体育集団SANDWOLVES(以下、体育集団)と、BeachBoysの2チームが対戦。

2試合を行って1勝1敗というところから、最終戦に勝利した体育集団が優勝でした。

 

ちなみにBeachBoysは、久しぶりにB1プレミアムに挑戦することを表明しています。

身内のことを褒めるのはあれですが、かなりしっかりとしたチームに仕上がってきた印象を受けました。

特に今季新加入の西澤選手、そして4年生になった今泉選手と相浦選手が攻守にわたってチームを牽引。長めのフロントパスも加わって攻撃の幅が広がった印象があります。

写真は今年の主将坂本くん。 機関車みたいに走ります。速いです。

 

一方の体育集団は6人という少人数で終始苦しい時間が続きましたが、こちらも今季新加入の杉原選手が全得点に絡む獅子奮迅の活躍。

述べ三度の全国優勝経験がある杉原選手がチームにフィットすれば、今年も優勝候補の一角になるのではないでしょうか。今後に注目です。

ナギサカップ(和歌山県)

《ナギサカップ》

優勝:BC Nuts
準優勝:マジックマッシュ

そして5月12日には、和歌山県白浜町でナギサカップが開かれました。
この大会では白浜を拠点に活動しているSSSツンデレすぱるたんズといったチームも出場。SSSは準決勝にも進出していました!

 

そんな中決勝で顔を合わせたのは、BC Nutsマジックマッシュ

順当といえば順当な2チームの組み合わせになりましたが、試合は予想外に一方的な展開に。

主力メンバーが顔を揃えたBC Nutsはオフェンスディフェンス共に素晴らしく、特に最初の攻撃で点を取りきったことで流れに乗ったのではないでしょうか。

この奥村選手の動きはほんと素晴らしいですね。

華麗なプレーに目がいきがちですが、パスを放った後に再びボールをもらいに行くといったボールを持っていない時の準備がもう最高です感動です。

 

これを皮切りに得点を重ねたBC Nutsが完勝。
やはり今年も当たりたくないチームNo.1ですね😇…。

 

ちなみに初号機のお気に入りは、マジックマッシュの新田君がえげつないスピードを見せてくれたこのシーン。

惚れ惚れするような美しい足の運びだ…。
新田選手は一日を通じてランがきれていたと思います。

そして何よりそれに追いつくCADさん…もう惚れてしまいますね。

 

そんなこんなで見所満載の大会でした。

そして5/26(日)はナナエカップ!

さてこのように3つの地方大会を振り返りましたが

今週末にはななえカップというもう一つのミニ大会が開催されます。

この大会には中部スキルアップやナギサカップに出場した関西勢も出場。

昨年全国大会に出場している3チーム(BC Nuts、マジックマッシュ、ぐらびああいどる)に、Un lacheが挑むという構図がいいですね。

出場する皆さんは、怪我に気をつけて頑張ってきてください!!
動画も待ってます…!!

次回に続く

さて、いかがでしたでしょうか。

 

すでに熱い戦いが始まっているビーチ界ですが、

令和初年度の全国チャンピオンはどこのチームなのでしょうか。

 

次回は、

「まだまだいるよ〜春の大会に出場してない有力チーム〜」

というテーマでお送りします。

それではまた。

 

ABOUT ME
kantaro(初号機)
kantaro(初号機)
180cm58kg。ビーチラグビーの傍ら大学院で研究の日々。砂浜でのシルエットがエヴァンゲリオン初号機そっくりと評判です。視力は0.01程度。年中鼻づまりで聴力も低め。 よかったらビーチラグビーチャンネルのほうもご覧になってください。

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