こんにちは。
会社の説明会に行ったものの、後半頭の中が「焼き魚食べたい」一色になって結局何も聞いてなかった初号機です。
就職できるかなあ。乃木坂46の阪口珠美がお絵描きしているのを見守っているだけでどこかからお金が降ってくる。できることならそんな人生を送りたいです。
さて今回は、僕が好き勝手書いていくタイプの記事です。よろしくお願いします。
目次
勝手に選手名鑑、始めます。
当ブログが始まってまだ間もないこの時期、おそらく読者の中には
そもそもビーチラグビーってなんだ?
といった状態の方も多いかもしれません。
したがって通常は基本的なルール説明などの記事を書くべきでしょう。
しかし今回は、そんな読者の期待をよそに、ビーチラグビー界のすごいプレイヤーを僕がひたすら紹介していきます。
題して、【勝手に選手名鑑】のスタートです。
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【選手名鑑】No.1 門中博昭選手(CAD)
名前:門中博昭(CAD)
所属チーム:BCNuts
選手名鑑の初回を飾るのは、大阪や兵庫を拠点に活動するBCNutsの司令塔、門中博昭選手です。
きました。このスポーツをやってる人なら知らない人はいない門中選手、通称CADさんです。
コットンクラブなどが活躍した草創期、
CANON(UNO)、BeachBoys、ユニコーンズ組合といったチームがしのぎを削った第二期、
そして関西勢がビーチラグビー界を席巻した現在に至る時代を第三期と捉えるならば、
CADさんは間違いなく第三期を代表するスーパープレイヤーです。ビーチラグビーを引っ張るこの方について、今回は僕が知っている限りでご紹介していきましょう。
今のビーチラグビーを引っ張る関西勢!
手始めにこの第三期という時期について軽く説明を。
以下は、2010年から2017年までのビーチラグビー(B1カテゴリー)の全国優勝チーム一覧です。
- 2010:Team ZERO
- 2011:風人
- 2012:DENKO MAC
- 2013:DENKO MAC
- 2014:DENKO MAC
- 2015:BBOB
- 2016:DENKO MAC
- 2017:BBOB
このうち赤で書かれたチームは、いずれも関西を拠点に活動しているチームです。
すなわちここ8年間で、実に5回も関西のチームが優勝しているのです。
なかでもDENKO MACの強さが目を引きますが、何を隠そう、CADさんはDENKO MACで一時代を築いた方なのです!
すごいプレイヤーですね。略してすごプです。
現在はDENKO MACを離れ、2016年に結成されたBCNutsというチームでプレーしています。
こちらもえげつない強さ。大会では当たらないことを祈る毎日です。
では、実際CADさんはどんなプレイヤーなのでしょうか? 具体的にみていきましょう。
特徴 ①高精度のフロントパス
まずご紹介したいのは、フロントパスの精度の高さ。
そもそもビーチラグビーとは、ラグビーやアメフトの要素を取り入れたスポーツであり、チームによって攻撃のスタイルに特色があります。
走って勝負するチーム、ラグビーのように横方向のパスで崩すチーム、アメフトのように前方へのパスでトライをとるチームなど様々ですが、
関西のチームは、前方へのパス(フロントパス)を非常に効果的に使うチームが多く、その代表であるDENKO MACの司令塔だったのがCADさんです。
うだうだ言ってないでまずは動画をご覧いただきましょう。CADさんは左側のチームの手前から2番目の方です。
うーんうまい。
それではもうひとつ。CADさんは真ん中にいる黒い服の人です。
うーんうまい! キャッチャーのスピードを殺さない素晴らしいパスですね~。伝わっているでしょうかこのすごさが。
特徴 ②視野の広さ・判断力
パスの精度もさることながら、この二つのプレーに共通するのは、CADさんの視野の広さと判断の速さです。
単にフロントパスの精度だけでいえば、CADさんのように上手な人は他にもいます。
しかしCADさんのすごいところは、横方向と縦方向を同時に視野に入れ、フリーの選手に瞬時にパスを出すことができるところにあります。
例えば、最初は「横方向で攻めよう」としていても、前に上がった仲間がフリーになれば、それに反応してドンピシャのフロントパスを繰り出すことができる。上述の二つのプレーはまさにそんな場面です。
正直こうなるとDFとしてはお手上げです。前に上がる相手を気にしていると横が、横方向の攻撃を気にしていると上がったプレーヤーが空いてしまう。やること成すこと後手後手に回ってしまいます。
今でこそこうした視野の広いプレイヤーは増えましたが、その第一人者といえば間違いなくCADさんです。
実際僕が一緒にプレーさせてもらった際も、その視野の広さにびっくりしました。
また、CADさんはQB的な役割だけでなく、キャッチャーとして機能するのも上手です。
投げる相手がいなければ、仲間に預けて自分が上がる。そういった判断を瞬時に、かつ正確に下すことができるのもすごいところです。
特徴 ③あくなき向上心
プレーの面ですごいところはまだまだあるのですが、最後に伝えておきたいのは、CADさんの最も尊敬すべきところは、そのあくなき向上心にあるという点です。
CADさんは既に30代後半ですが、未だに進化し続けています。例えば、もともとは攻撃をメインにプレーしていましたが、最近では守備面の能力にも磨きをかけ、今では攻守両面で欠かせないプレイヤ―になっています。
また、CADさんは単に技術を磨くだけでなく、試合に勝つことを意識して日頃からビーチラグビーに取り組んでいます。
どうしたらもっと強くなれるか、どうしたらもっと良いプレーができるか、勝つために何が必要かを常に考えており、尚且つそれをチーム内に浸透させていく力を持っている。だからこそ、DENKO MACの4度の全国優勝があったのだと思います。
他のプレイヤーへの波及効果を含め、単に「上手い」だけでなく、チームを優勝に導く力を持った「強い」プレイヤー。このような強いプレーヤーは数える程しかいないはずです。
是非あなたもビーチへ!
さて、結局具体的なプレーの紹介はさほどせずに、ひたすらCADさんを褒めまくる記事になってしまいました。
実際にCADさんのプレーが見てみたい!
そんな方はぜひ、兵庫の芦屋や大阪の桜ノ宮に足を運んでみてください。CADさんのプレーを生で見ることができます。
またCADさんの怒声も生で聞くことができますよ。朝が弱い方はCADさんの怒鳴り声を録音して目覚ましがわりにしておきましょう。毎朝一発で起きられるようになること間違いなしです。
ちなみに関西のビーチラグビー情報は、関西地区のHPなどで確認することができますので良かったら是非そちらも。
それではまた次回。
ちなみに美味しい焼き魚を食べたい方は、中野にある陸蒸気というお店がおすすめです。
(ルールに関しては、僕が真心こめて作ったこちらの動画をご覧ください)
【2分と少しでわかるビーチラグビー】
【勝手に選手名鑑】No. 2はこちら。
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