皆様、お疲れ様です。漢塾です。
初回の記事から2週間、大変お待たせして申し訳ありません。信じられない位の反響の多さから漢塾のニーズの高さを改めて確信いたしました。
寄せられた多くの声を受け、冒頭に一つ申し上げておきたい事があります。
漢塾は塾という組織そのものではなく、「魂」や「想い」や「心」といった人に宿る熱いものを指しています。ですので、入塾という概念もありません。あなたに「魂」が宿った時点で、あなたはすでに「漢塾」の塾生なのです。と、いうことで、そこの貴方も、もう塾生なのです。
さて、前置きが長くなりました。今回のテーマにうつりたいと思います。ご存知の方も多いと思いますが、漢塾は「経営者養成塾」として昨今注目を浴びるようになりました。「MBAよりも漢塾を!」とまで漢塾を推す声も一部ではあるようです。今回はその理由について説明していきたいと思います。
「何故」を繰り返し、本質を見抜く
ビーチラグビーにおいても、ビジネスにおいても、本質を見抜く事が非常に重要になります。特に、テクノロジーの進歩が早く、競合がいつ参入してくるかも分からない、景気の先行きも読めない現代において、本質を見抜く力がなければ、勝ち残っていくことは難しいでしょう。
では、本質を見抜くためには何が大事か?
それはまぎれもなく「問う能力」です。何事にも「何故?」と問う事で、考えずに行っていたアクションを振り返り、邪魔な要素をそぎ落とし、本質を見つけ出します。
ある塾生がパスを失敗したシーンを想像してください。漢塾では以下のようなやり取りがなされます。
このように「何故そうしたのか?」を繰り返すことで、自分が意識していないで行っている事も、具体化・可視化できるようになり、本質が見えてくるのです。その結果、成功の可能性は上がっていくのです。
大変有名な、ト●タ自動車の「カイゼン」という言葉も、あるト●タ社員が何故を繰り返す漢塾塾生の姿を見て思いついたと、一部では言われているようです。
PDCAを回し続ける
漢塾の塾生は失敗を喜ぶと言います。何故でしょうか?それは失敗には「学び」の要素が詰まっているからです。
しかし、たいていの人は一度か二度失敗すると諦めてしまいます。
でもよく考えてみてください。あのイチローですら打率は3割程度。3回か4回打席に立って初めてヒットが生まれるのです。
ただ打席に入るわけではなく、失敗から学び、分析し、仮説をもって次のアクションを行うことを継続していく。「PDCAを回し続ける」という事は、成長という名のらせん階段を登り続ける事に等しいのです。
どの世界にも「勝者」と「敗者」は存在します。その差は、身体能力、センス、知識などが要因だと思います。しかし、それよりも「失敗から何を学び、どのように次に活かしているのか?それをどのくらい継続出来ているのか?」という部分での差の方が大きいのでは?と漢塾は考えています。
全体をマネジメントする
ビーチラグビーにおいて、優秀なプレイヤーがいたとします。そのプレイヤーが10人いれば勝てる、というほど簡単な競技ではありません。パスがうまい選手がいて、DFが得意な選手がいて、足が速い選手がいる。色々な選手が、自分の強みを出し合うからこそ、チームとしての力が高まり、勝利出来るのだと思います。
ビジネスにおいても同じことが言えます。全員がバリバリの営業マンだけでも会社は成り立ちませんし、全員が研究のスペシャリストだけでも会社は成り立ちません。
漢塾では常に塾生に「味方を理解し、チーム力を最大化する」事を求めています。日々ビーチラグビーを通して、経営者に求められるスキルを磨いているとも言えます。「MBAよりも漢塾!」と言われるゆえんはこんなところにあるのかもしれません。
スイーツとも上手に付き合ってストレス解消
ビーチラグビーの試合は通常、前半6分後半6分の合計12分で行われます。
せっかく1年間練習してきても、その12分ですべてが決まってしまうのです。当然緊張し、相手からのプレッシャーも相まって、試合中や試合前夜のストレスは相当なものになります。言わずもがな、社員の命を預かり、日々判断を行っている経営者のストレスも相当なものです。
「ストレスと如何にうまく付き合うか?」という点も非常に重要なポイントと言えるのではないでしょうか。スイーツがストレスを解消するという事は、科学的にもきちんと証明されている事実です。舌が甘味を感じると、脳は「エンドルフィン」と「セロトニン」という物質を分泌します。この2つの物質がストレスを解消するのに大きな力を発揮してくれるのです。
漢塾には「スイーツと女性には甘く、漢には厳しく」という格言があり、ストレスが溜まるであろうシチュエーションでは、必ずスイーツを事前に準備し、上手にメンタルを整える事を推奨しています。皆様も試してみてはどうでしょうか。
さて、今回は少しビジネス寄りのテーマでしたが、如何でしたでしょうか。ビジネスもビーチラグビーも関係なく、活用できるのが「漢塾」です。なぜなら「漢塾」というのは生き方そのものなのですから。。
それでは、またお会いしましょう。